2020/04/26 (更新日: 2020/06/22)

裏声を安定させる方法【お悩み解決】

新米シンガー「裏声が安定しないのは何故？マイクにのらないんだけど。。。」

とお悩みの方はいませんか？　そんな疑問にお答えします。

本記事の内容

この記事を書いているボクは、プロとして25年メジャーと仕事を継続していて
最近はボイトレスクールも経営しています。

裏声を安定させる方法

裏声はヘッドボイスと呼びます。

発声を安定したものにするには口の形は重要です。

左右の頬を親指と人差し指でつまみます。この時に奥歯の間に指を入れて強制的に口の奥の方を開きます。
同時に上アゴ（ノドチンコの前の方）も持ち上げるようにします。

口の外側、つまり唇まわりは普通に開く程度にしないとコントロールするが難しくなります。

喉ボトケの位置も重要です。

喉ボトケが下がるのが確認できると思います。

太い音になる

喉ボトケが下がっている方が野太い声になります。クラシックや、ミュージカルの歌手の真似してる感じです。

思ったより息が浅い場合があります。

最初は意識的に深くしましょう、深呼吸の感じでOKです。できれば腹式呼吸（というか胸をあまり動かさない）の方が喉や顔が動かないのでオススメです。

うまく呼吸を意識するには寝ながらがやってみるとわかりやすいです。

発声のフォームが整ってもうまく歌えない場合

実はファルセットかもしれないです。

ヘッドボイスに比べ息の漏れる音がしたり、細い声の時はファルセットの可能性があります。
マイクに乗りにくい声の時も多いです。

息漏れをなくし丸い音色を出せるように、基本の口の形をもっと強く意識しましょう。

裏声の動きが悪いのかもしれません。【マイケルジャクソン作戦】【赤ちゃんの耳元で優しく作戦】の練習とファルセット情報をまとめてます。下記からどうぞ。
裏声が出ない、弱い、低い【開発可能です】

「これヘッドボイスかな？」と歌えるヘッドボイスが少しでも見つかったらどんどん声に出してください。

ヘッドボイスは使えば使うだけ音域が伸びる可能性がありますし、音程もよくなります。できれば楽器に合わせて正しい音程を発声してください。

安定する発声を目指す

まずは5秒くらい１つの音を伸ばす練習がオススメです。

これを守りながら進めてください。3ヶ月もすれば変化するでしょう。

是非トライしてみてください。