2020/04/25 (更新日: 2020/06/22)

ボイトレしたら下手になった【業界の真実】

初心者シンガー「ボイトレ行ったら下手になった！何がいけないの？」

とお悩みの方はいませんか？　そんな疑問にお答えします。

本記事の内容

この記事を書いているボクは、プロとして25年メジャーと仕事を継続していて
最近はボイトレスクールも経営しています。

なぜ下手になったのか

私はボイストレーナーです！といえば成り立つ商売。

ボイストレーナーは国家資格とかないですし、声の仕組みは科学的にも全て解明されていないのが現状です。

こんなレッスンはNG

・歌ばかり歌っていて基礎練習があまりない
・腹筋などの筋トレで発声が良くなると言われる
・ミックスボイスが説明できないし、模範で歌ってもくれない

これはほんの一例です。他にも気合や根性論で進める先生もいるようです。

まずボイトレとは何か？ですが
歌が上手くなりたい方には少しショックなお知らせかもしれません。

ボイストレーニングとは発声技術のためのトレーニングです。歌う技術とは、ボーカルトレーニングなどの音楽的、アート的なアプローチのことをいいます。

しかし、日本ではその辺りもごちゃ混ぜで、実際に僕のスクールも発声とアートの両方を扱っています。（しっかり説明を入れながらレッスンしてます）

そんな中での講師選び

専門すぎる必要はないですが、人間の体の仕組みを踏まえたレッスンができるトレーナーを探しましょう。解剖学などにも精通してるとより良いでしょう。

何を基準に選べばいいのか

気になったら体験レッスンに行ってみてください。良いボイトレはその場で納得することしかないはずです。

体の仕組みの沿ったレッスンは、「おーっ！」と声が上がる事が多いです。

実際に僕がミックスボイスのレッスンを受けた時は感動しまくりでした！

先ほど書いたように、歌唱テクニックはボイトレではありません。

喉の使い方とその理由。それにより声の音質が向上する。楽に発声でき音程も安定すようになる。

これが正しい効能だと思います。

この期間は頑張ってみてもいいかもしれません。

僕のスクール場合ですと、3ヶ月すればご自身でわかるほどの変化が現れます。

もし変化がなければすぐやめることをお勧めします。

また人間的に「あうあわない」などもあると思いますが、ボイトレを正しく理解している先生探しは以上のようなことも気にしながらがイイと思います。