【ギター打ち込み】売れるバンドサウンドを作る人はコレを使っている【初心者DTM】
初心者DTMer「ギターの打ち込みが難しい。。。簡単に打ち込める音源はないの?」
とお悩みの方はいませんか? そんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- ギターの打ち込みに便利な音源がわかる
- 実例(スピッツ、SHISHAMO、エルレ)での打ち込み方法がわかる
この記事を書いているボクは、プロとして25年メジャーと仕事を継続していて
最近はボイトレスクールも経営しています。
【今回の記事は動画にもあります】
動画で見たい方はYouTubeにお進みください。文字で読まれる方はこのまま記事をご覧ください。
売れるバンドサウンドを作る人はコレを使っている【ギター打ち込み】
時間短縮にはコレ
結論から書きます。
(これら音源はギターの音しか出ないものです)
えっ?買うの!!
と思った方にお知らせします。
・ボイシングを考える → 面倒
・音符をづらす → 面倒
・ベロシティの細かい設定 → 面倒
・その他のギターの知識が必要
・普通の音源で打ち込む場合の半分以下の時間で作業が終わる (慣れてくれば10分の1)
・ギターの知識が要らない
つまりどう考えてもお得なんです。
例えば時間が10分の1になれば、1時間かかる作業をが6分で終わります。
その余った時間で他の楽器を入れたり、アレンジを考えたり、次の曲を作ったり、時間があれば何でも出来るのです。
ちなみに人生において最大の価値は時間です。(余談)
どんな音源がいいのか?
僕はAmple Soundシリーズを使っています。
これは多くのプロも使うリアリティのあるギターが打ち込めます。
トライアルやフリーバージョンもあるので、皆さんはそちらでもお試しいただけます。
ちなみに今回のベースはAmple Soundのトライアルバージョンで作っています。
Ample Soundにできることは、ストローク、スライド、ブリッジミュート、などギターに出来ることのほとんどが再現できます。
スピッツ、SHISHAMO、エルレガーデンを打ち込む
スピッツを打ち込む
スピッツのスタイルのようなアコギとエレキがいるバンドサウンドを打ち込んでみます。
全体
ドラム、ベース、アコースティックギター、エレキギター、メロディを聴いてください。
アコースティックギター
次にアコースティックギターを聴いてください。
打ち込んだ画面はこうなってます。
実際どのように弾くか(打ち込むか)ですが、
写真のように左手でコードを押さえ、右手のC5を押すとダウンストロークします。E5を押すとアップストロークします。
エレキギター
エレキギターパートです。
打ち込み画面は
このエレキは単音でアルペジオを弾いているので、普通の打ち込みと変わりません。このパートのみギター特化型音源じゃなくても打ち込み可能です。
音はアンプシュミレーターで軽く歪ませ、トレモロのエフェクターで揺らしています。(他のギターパートも設定は違いますが、全てアンプシュミレーターは通しています)
SHISHAMOを打ち込む
SHISHAMOのスタイルのような3ピースバンドサウンドを打ち込んでみます。
全体
ドラム、ベース、ギター、メロディを聴いてください。
エレキギター
エレキのパートです。
打ち込み画面はこんな感じ。
こちらはスピッツのアコギと同じように打ち込んでます。
ベース
ベースパートです。
このベースラインはめっちゃかっこいいです。グルービーなスライドがいいですね。AmpleSoundだとスライドもつけられるのでいい感じになります。
打ち込み画面はこんな感じで、
D#0の鍵盤を押すと勝手にスライドしてくれます。
エルレを打ち込む
エルレガーデンのスタイルのようなエレキが2人いるバンドサウンドを打ち込んでみます。
全体
ドラム、ベース、リードギター、ボーカルギター、メロディを聴いてください。
ボーカルエレキギター
ボーカルギターのパートです。
打ち込み画面は
通常のストロークに似てますが今回はブリッジミュートしていますので
ストロークはC5やE5でしたがブリッジミュートはG4,A4,B4になります。
また、途中のピックスクラッチも出てきます。これはF5を押すと鳴ります。
リードギター
リードのエレキです。
打ち込み画面は
このパートは単音弾きとコード弾きをしていまして、奏法を切り替えながら打ち込んでます。奏法の切り替えはC#6のベロシティで変えられます。
単音パートはSHISHAMOのベースの時に出てきたスライドなども織り交ぜてリアリティを出しています。
以上になります。
クリエイティブを求める方や、可能性を探りたい方はマストの音源だと思います。